関ジャニ∞の冬曲をSnow Manに割り振ったらどうなるのか?

こんにちは、私です。

 

「∞SAKAおばちゃんROCK」「好きやねん大阪」「WASABI」「言ったじゃないか」などコミカルでユニークなタイトルのシングル曲が多い関ジャニ∞。実は彼らにはファンのみぞ知る素敵な冬曲が沢山あるのです。

2009年12月23日から12月25日まで史上初 前代未聞の「3日間連続リリース」を行ったシリーズ「GIFT」

「〜〜」「〜〜」「〜〜」の三形態には全て冬の曲が収録されています。明るい曲調のものからTHE・冬曲 のしっとりとしたバラードまで。

それに加え2014年リリース シングル「ひびき」通常盤に収録された「Winter pop」、翌年リリース シングル「侍唄」収録「キミへのキャロル」、そのまた翌年にリリースしたシングル「NOROSHI」収録「Winter Love Song」

 

計10曲の冬がテーマとなった曲があります。

今回はそれに〝雪〟の名のつく9人の彼らを当てはめてみようと思います。

 

岩本照「雪をください」

I wish for snow
wish for snow wish for snow

しばらく見てないような 夜空に舞う雪の12月
気づけば 無邪気に笑える出来事も 少ないよな

今年もちょっと 最後に最高の思い出をつくりたいよね

優しく街を 銀色にして 心を躍らせたい
空に願うよ 雪をくださいって
子供の頃にはしゃぎまわった 景色が恋しい
空に願うよ あの冬をもう一度 キミと…
I wish for snow
wish for snow wish for snow

 

1番のみ歌詞を抜粋してみました。

関ジャニ∞の冬曲の中でも明るい部類に入るこの曲。イントロのエレキギターの音と「I wish for snow」のコーラスが素敵な一曲です。

私がこの曲が岩本くんぽいなと思ったのはCメロ 安田くんと渋谷くんの歌唱パートです。

 

「トキめいた…いつになっても忘れないよ
雪よ降れ またあの場所で逢いたいな…」

 

彼の心優しい部分と彼女をどうしても独り占めしたがる可愛らしい恋愛観に合った歌詞だと思いました。エレキギターという純愛曲には珍しいイントロと歌詞の一途に彼女を思い続けるギャップも岩本くんそのもののような気がします。

 

深澤辰哉「I wish」

色付く季節に乗り遅れる事の無いように
いつもより急ぎ足さ
右のポケットに手を何度も確かめるこの気持ち
ちょっぴりね、照れちゃうけれど

神様なんて信じたこと無かったよ 君に会うまで
悪戯でいいよずっと君を探して 歩いてきた気がするんだ
just maybe

Ah… 宝石を敷き詰めたこの街で
君の事浮かべ覗きこむショーウインドウの煌き
all lights for you 全部君にあげるよ
約束しないか? I want you ,Baby 欲しいよ「スマイル」

 

恋愛に無頓着だった男の子が女の子に出会い、初めての感情をどんどん知り、会いたいもののなかなか会えないもどかしさを歌ったこの曲。忙しない歌詞をポップに可愛らしく歌った一曲です。

雑誌等でもあまり恋愛について意欲を見せない深澤くんですが、自他共に認める〝モテ男〟の彼の前に心を射貫く女の子が現れたとき、彼の照れ屋な部分などがより見えるのではと思い、そこが主人公の男の子と重なって深澤くんのイメージソングとしました。

 

渡辺翔「冬恋」

こんなに寒かったんだな
ひとりで過ごす冬の日
去年の今頃 君と
小さく寄り添い歩いた帰り道

コートのポケットでかじかんだ指が
不意にね 君の手のひらの温もり探してる

セツナサヒラヒラ 空から舞い降りる
君がいなくなって ひとりぼっちの冬の夜
恋しい気持ちが この声が 届かなくても
もう一度 会いたくて 会いたくて
まだ サヨナラが言えない

 

関ジャニ∞史上最も切なく悲しいバラードの曲。〝国民的元彼〟の肩書きを持つ彼に是非歌っていただきたいですね。

2番では離れ離れになるきっかけとなった喧嘩をした当初の自分への後悔がより色濃く歌われています。素直になりきれず、一人涙を零してしまうシーンは主人公と渡辺くんが強く重なるところ。

 

「愛しい気持ちが この声が 届かなくても
もう一度 会いたくて 会いたくて
まだ サヨナラが言えない
きっと… 言えない…」

 

これは最終パートですが、ハッピーエンドでもバッドエンドでもないようその答えを明確にしないところも彼らしいような気がしますね。

 

向井康二「君の歌をうたう」

Tututururu‥‥

クリスマス前に別れて ひとりで過ごすイブに
2ケ月あまりも温めた 君への歌を歌ってます

綺麗な言葉を並べて 僕にしちゃ甘過ぎな
甘いモノ好きの君にとっては ちょうど良い愛の歌

Ah〜こんな気持ちを大切にしてたら
サビの最後「いつまでも一緒だよ」ってとこで泣かなかった

Tututururu Turururu 「さようなら」と書き換えたメロディー
Tututururu 歌えずに もう一度もとに戻した

 

関ジャニ∞らしいポップな曲調に合わせてひょうきん者で心優しい主人公がクリスマスの夜、別れた彼女へ向けて一人彼女のために作った曲を歌うというストーリー。

彼女のことを思いすぎるあまり上手くいかないこともあった交際期間。それでも別れた後の今でも彼女を心配する台詞を零してしまう姿はまるで向井くんのことを歌ったかのような曲です。

「冬恋」とは違い、最後のパートがハッピーエンド風に歌われているのも特徴ですが、1番・2番では「泣かなかった」と歌われていた部分に最後「粉雪がそこに積もった」とハメられているのはもっと深い意味があるのではないでしょうか。

 

阿部亮平「Winter pop」

渋滞のLight まるでイルミネーションのよう
せわしく大通り 吐息も白いfriday night
横断歩道の向こう いつもの交差点越しに
初めて見る服 この高鳴り止まないで

照れくさいほどのロマンス 街に溶かしてしまったら
見つめて ふたりの未来

何十年かけてでも 伝えたい愛のメッセージ
どんな昨日より遥かに輝くこれからを
何百年ずっと傍で そのくしゃくしゃの笑顔見せてよ
つなぐ手 ぬくもり 愛おしく
賑わう街に聴こえる Winter pop

 

Snow Manイチ〝ベタな恋愛〟を夢見る阿部くん。キザ男を気取りたいが持ち前のドジっ子具合で上手くいかず、なかなか苦労してしまうかも。それでも結局「君といられたらそれでいい」というメッセージが強く刻まれたこの曲はまさに阿部くんのための曲といっても過言ではないと思います。

主人公がサプライズを失敗してしまったものの、降り注ぐ〝雪〟が二人を近づかせる助けをしてくれるこの曲には、要所要所に「雪」というワードが効果的に組み込まれています。努力して気象予報士の資格をとった阿部くんに、天気も協力してしまうのではないでしょうか。

 

目黒蓮「マイナス100度の恋」

woo…

喧嘩ばっかりしていたよね
何度も同じ繰り返しでさ
久々に会った君は“大人”で
目を見れぬほど綺麗になってた

あれからそれなりに季節は過ぎ
けど忘れられないことがヒトツ
最後に君がそっと置いてった
マイナス100度の辛すぎる思い出

女々しいと笑われそうだけれど
あのままずっと愛し続けてた
君以外を抱きしめることもできなくて
そんなこととても今言えない…

 

グループの中でも生粋の〝男気〟ある一面を見せることも多い目黒くんには歌詞の言葉の選び方はどこか荒々しく男っぽいですが弱々しい歌声と綺麗なハモりが特徴的なこの曲が似合うのではないでしょうか。

自分の思いを打ち明けられないことにもどかしさを感じながらそんな自分を思わず嘲笑ってしまう。でもどこかで彼女を待ち続ける男の子ですが、後半にかけて強い決意を届かないことを重々承知で投げかけるシーンも印象的です。

 

宮舘涼太「Winter Love Song」

恋をした冬 ただ側にいたくて
時が過ぎてもまだ それは変わらないまま

お互いの距離が近くなる
街行く人々 冷たそうな風で
まるでスライドショーみたいに
めくれてくページは 終わることもなく
記されてたのは 君と共に歩いてきた足跡

君と出会って 何度目の冬だろう
やがて目の前には 雪が舞ってるよ
今もこうして 変わらない二人は
笑い合ってるから この先もずっと一緒に

 

しっとりとしたメロディにたくさんの幸せを詰め込んだ歌詞は恋愛上手のイメージの強い宮舘くんにぴったりだと思います。「何年経っても一緒にいたい」「ずっと二人で笑っていたい」時が経てば経つほど小さな幸せを感じづらくなるものですが、〝冬〟という季節に身を任せてまた出会った当初のように二人で温め合うロマンチックな場面が宮舘くんらしくもありますね。

後半にかけても歌詞を繰り返し歌っていますが、何度も何度も幸せを〝噛み締めるように〟歌われています。

 

佐久間大介「Snow White」

いつもの道を飾る 街のイルミネーション
空からは白雪 優しく僕を包み込む

急ぎ足で流れる めくりめくる季節に
ちっぽけな抵抗を ふと立ち止まってみるんだ

あれからどれだけ過ぎた あいも変わらず笑ってますか
あの時交わした約束 永久の愛と誓って今も…

夜空舞う君が僕の髪を撫でて 肌に触れ優しく笑ってる
ただそれが嬉しくて いつまでも君を見つめてた

 

非常に活発で元気いっぱいのポジティブMan 佐久間大介さんに当てはめたのは錦戸くん・安田くん作詞作曲の「Snow White」。実はこれ、彼女が亡くなっているんです。

この曲は歌詞に多くの含みがあり、聞く人によって解釈が全く異なるのですが私がそれを確信したのはラスト、サビ終わり安田くんのソロパートです。

 

夜空舞う君が僕の黒を白に 染めて背中押してゆく
君が舞う季節までまた一人で 二人の愛育むよ

「ただ君に会いたくて 空に向け願い放つんだ」

 

天国へ旅立った彼女を夜空に舞う雪に例え、「クリスマスのこの時期になると彼女が帰ってくる」と少し無理をして歌う主人公をあえて佐久間くんにやってもらいたいです。

 

ラウール「One day in winter」

ずっと ずっと 記憶に残る景色は 冬のあの道

歩こう 歩こう まだ信じてるだろう?
息は白いけど…回り道でも…

こっから高い壁越えるチャンスなんだ
混沌にコントロールされてる位なら blue
この先はまだまだまだ続く
Jump up, Jump up, high

One day in winter I promised to me いつか天を跳ぶ
折れた翼広げて 光を目指して
お前に出会ったあの冬の日雪の空
殴り書きの虹色 白を染めて

 

余談ですが、私の関ジャニ∞史上最も好きな曲です。冬曲には珍しく「恋愛」がテーマではないこの曲。題材が特に言及されているわけではありませんが一面に広がる銀世界がキラキラと太陽を反射して世界中に光を巻き起こすようなグロッケンの響く壮大なイントロと頂点へ手を伸ばす貪欲な歌詞が世界へ翔く羽を伸ばし始めたラウールくんを彷彿とさせます。バックにはオーケストラらしき音が使われていますがCメロ、大サビではバスドラムティンパニの重低音が「決意」を表すように重々しく重点的に使用されているのが印象的です。

 

いかがだったでしょうか?

今回は全曲1番のみ抜き出してみましたが、実は2番にもそれぞれのメンバーに合致するポイントが沢山あるんです。もし「フルを聴いてみたい!」と思われた方は岩本くん・深澤くん・渡辺くん・向井くん・目黒くん・佐久間くん・ラウールくんの曲は関ジャニ∞BEST ALBUM「8EST」に収録されていますので是非お手に取ってみてください。