ジャニーズの歌しか聴いてこなかった私がSnow Manの歌声を語る

こんにちは、私です。

 

Snow Manが9人体制になって先日1年が経ちました。

今まで見れなかったメンバーの顔や1年前よりずっとのびのびした様子でアイドル活動に励んでくれている彼らを応援することができて絶賛幸せをかみしめている最中でございます。

さて、9人になって〝変わった部分〟というのは多々あると思います。もちろん全ていい意味で。

 

「シンメが前ほど固定されなくなった」

いわふかゆりあべさく という以前のオリジナルメンバーのシンメは最近曲中に披露されることは昨年度よりグッと減りましたが、その分雑誌等でのシンメ撮影へ対してありがたみが増したり、そこでしか聞けない互いに思ってることを垣間見ることが出来たり、またシンメは解消されたわけではありませんので未だに同じパートを担当したりもしていますよね。

私は固定されすぎたシンメよりも沢山のコンビを見れた方がいいというタイプですし、めめさくなべこじいわらうなど加入組が新境地をどんどん開拓していってくれてるところにとても喜びを感じています。

 

「ダンスにより力を入れるようになった」

元々はアクロバットが売りだったSnow Manですが、加入した3人のうち、1人は未経験、2人は過去の失敗からトラウマがあるという状況下で〝ダンス〟へシフトチェンジしたSnow Man。私はこれが悪いことだとは思いません。元々9人9様でダンススキルの高いメンバーが揃っていましたし、特に3人は振りを覚えるのが苦手でも鍛え上げられた内臓筋によって綺麗な踊りのできる向井、未経験ながらバックとして踊り続けてきた経験を持ち今や0番で踊るまでになった目黒、元ストリートダンスグループ「D’S TOY BURN.HATABOY」出身で受賞経歴もあるラウールの、前所属グループでは見せることのできなかった魅力を発揮することができると思ったからです。また、オリジナルメンバーでも腰痛持ちの深澤の状況を考えるとこの判断をしてくれて本当によかったなと私は思っています。ダンスに力を入れた代表曲「Crazy F-R-E-S-H Beat」のMVは2週間強に渡って急上昇ランク1位をマークしながらも、最近ではデビュー曲「D.D.」にて「9人いるからこそできる」〝これまで見たことのないタイプのアクロバット〟を見せてくれ、目黒くんのブログでの台宙成功報告や向井くんのタイのプールでの台宙など有難いことに忙しい合間を縫って練習に励んでくれているようですし、いつしか9人でのバク転が見れる日を楽しみに待つばかりです。

 

その他、笑いの面など様々な変化が見られるようになりましたが、私は今回アイドルとして重要な

〝歌〟

にスポットを当て、私の考えたキャッチフレーズと共に(河合郁人くん?)Snow Manを紐解いていきたいと思います。(これを今年の秋から書き進めていたのですがあまりにも執筆進度が遅すぎて河合くんとネタ被りの後 先を越されてしまいました)

 

 

岩本照

【語りかけるような歌声はまさに〝恋〟】

元々声に幅があるので歌声は高め。グループでも断トツで話し声に近い人。意識は音程より振り付けをすることもあって音ハメと歌い方のニュアンスへ向いているが、多分音程など気にしなくても完璧にできるくらい実は歌の才能も優れている人。ポジション的に大パートを任されていたこともあったが、その馴染みの良い声で明るめの曲調では複数人パートに徹していることが多い。それでも絶対に歌っているパートがわかるあたり、彼の完璧な「主役気質」そのものである。きっと誰が聴いても好き嫌いが別れない声だが、語尾の残し方が〝男ver.〟と〝甘いver.〟がある。無理。伸ばしでもブレない声色で、シャウトやラップを請け負うことも多いためそっちの印象が強いかと思われるが岩本照のバラードの良さは「Flamingo / Kis-My-Ft2」履修済の私が保証します。岩本照のバラードも聴きたいし松本潤くんのソロ曲のような色味のある意味を含んだポップスも聴きたい。もうソロアルバムを出してくれ。

 


ラウール

【未発達な喉から放たれる「天使」の上ハモ】

加入当初は喉元というか鼻腔?で歌っている感じの声で、5月のたまアリはよりねっとりした歌い方で深みを出していた。最近になって低い声が出るようになったからかそれがライトになり、声やニュアンスで深みを出す術を得たのだと思う。しかし高い切り込みパートは健在。最高。ちなみに5月は歌ってる時は人差し指が立つことが多かった。これは間違いなく渡辺翔太の影響。その他にも歌に関しては翔太から多く盗んでいるのかな?そういういいとこ取りができるのも素晴らしい。メンバーで一番電子音との相性がいい。最近はCメロ頭等を任されることも多くなってきたが、彼を経て他メンが歌い出すのとそうでないのとではオタクの興奮度の爆上がり具合が違う。いい仕事をしよる。囁き系パートの背徳感がスゴい。ここからの伸び率にめちゃめちゃ期待している。きっとさらに馴染みやすくなってどこのパートでもこなせるようになると思っている。

 


渡辺翔

【彼が絶対的主旋律 Cメロの帝王】

あのジャニー喜多川が認めた歌声。関東ジャニーズJr.一の歌唱力ともされていて、さいたまスーパーアリーナや8月の東京ドーム公演の際の歌選抜の常連。彼のいない歌選抜など歌選抜ではない。彼の普段の笑い声からも分かるであろうトンデモ声量で歌い上げるジャニーズJr.祭りの「交差点 / 中山優馬」「WHITE WORLD / 中丸雄一」は特にヤバい。彼のフェイクはもはやフェイクというか主旋律と言った方がいいくらい耳を奪っていく。その真意は絶対的自信と努力の賜物。Cメロにいない曲はない。彼のソロ曲などが出た日には300000人くらい人が死ぬ。唐突に生歌を披露することもあり、彼のパート前に油断は禁物。CD音源からメインボーカルには珍しく上ハモも担当しており、聞きあたりのいい高音との使い分けが上手い。どうでもいいが彼の仲良くしてる先輩や友達も歌が上手い(橋本良亮、渋谷すばる等)。尚、喉は最近お化け屋敷やザリガニ釣りにて酷使されている。

 


深澤辰哉

【定評をもぎ取る爆裂スウィートボイス】

やばい。多少発音や歌い残しの語尾に癖はあるものの普段のリアコ爆発の程よく掠れた声からは想像もつかない程にたっぷりと潤いを含んだ甘めの歌声。長めのパートより短めのCメロ前、Aメロ始めが一番殺傷能力が高い。きっと彼が台詞パートを担当などした日には〝終わ〟る。近所のベルコとファミーユが一気に埋まる。予約困難。彼の担当になった女で「ふっかの歌声が一番好き」と言わないオタクは天然記念物。希少人種。彼がどこらへんのパートを担当するかで我々の人生が決まる。歌ってる時の表情も笑顔が多く、どんな歌詞でも基本笑っている。その笑みが曲によって挑発的に見えたり柔らかく見えたりするんだからもう私達の心は完全に彼に握られている。個人的に翔太ほどの声量と伸びはないものの一番キーが近いかと思うので彼らの合同パートは心地いい。最近は康二とのパートも増えたが、逆に掠れ高い康二の声をふっかがいい感じに包み込んでる。人柄はやはり歌声に出る

 


向井康二

【唯一無二の〝康二ボイス〟塩麹というより副惣菜】

突如現れた歌唱力ダークホース。関西弁ではグループより個人で歌ってる印象が強かったが(パート割的にもそうだった)、彼の魅力はやっぱりグループに所属してから発揮される部分が大きい。以前からのシンメ「ゆり組」とはまた違った渡辺翔太の引き立て方が出来る人。これまでは「個」と「個」の高い歌唱力で足を引っ張らずまたどちらも引けを取らない歌を無意識に歌っていた翔太が〝相性〟を見て歌うようになれたのは彼のおかげなのではないかと思っている。加入してわずか1ヶ月の「ひらりと桜」であれだけの大パートを任されるあたり、やはり関西でトップを飾っていた経験値と信頼は伊達じゃない。掠れと潤いの狭間、男声と甘声の狭間、喋り声と歌声の狭間のその声は本当に「向井康二にしか出せない〝最強ボイス〟」。バラードの印象が強いため、ここからBPMが早めの曲や上ハモにどう対応していくのか見物。

 


阿部亮平

Snow Manの〝姫〟は男前王 職人育ち】

最近は特にメイン担当パートは少ないものの「えっ?ここ歌ってたんだ!?」となってしまうくらいには歌っている。多分文字数に起こしたら一番くらいには歌っている。グループ1の低音。低すぎるわけではなく、バラードでは優しい歌声を披露することもあるが比較的歌声が高めのメンバーが多い中、誰とでも馴染みやすい声質のためハモりを歌うことが多い。最近ではCメロ下ハモを担当することも。大パートよりイントロや1番〜2番間の繰り返しパートの方が得意ないわゆる「ずっと聴いていられる声」。音程のとり方等は下手ではないが発音に癖がある。普段の喋り方からもわかるように「き」「く」「し」などさらりと流さずあえてそこにアクセントを置くアナウンス発音。その発音方法と少し低めの声に渋みや深みではなく優しい声質の合わさった〝幼稚園男児ボイス〟が合わさるとやばいと思っている(私は)。彼はもう聴くタイプの保育園。子供が出来たら子守唄は彼のソロ曲にしようと思う。

 


宮舘涼太

【会長譲りのセクシーボイス 辺りを呑み込む あだ名は〝大蛇〟】

ごめん ボケてる。けど私は大真面目に歌中の彼を「大蛇」と呼んでいます。またの名を「パート分けブロガー泣かせの宮舘」。彼と歌うとどんなに癖の強い人でも〝舘様〟と〝誰か〟になってしまう。舘様はわかるけどあと一人、あと一人誰だ……!?になってしまうんです。しかしサビなどの大勢パートになると自然と溶け込むからほんとなんでなんだよ。器用な彼に苦手なパートはなく、低くセクシーにも高くキュートにも歌える才能の持ち主。その大人のスパイシーさと何にでも合う感じ、調味料でいうと胡椒というところ(?)。自らKC会(Kamenashi Club)に所属し、崇拝している亀梨和也くんの通り、掠れ気味のハスキーボイスと色気をたっぷりと含んだ歌い方。音程の正確さと音域の広さもかなりのもので、「主役と脇役を同時にできる」声。そんな彼だからこそ渡辺の右腕を長く担当できていたのでしょうね。

 


目黒蓮

【キラキラ輝くベテルギウスボイス 広がる音域はまさに宇宙】

1月に加入してきた際はあまり知られていませんでしたが、「Snow Man 横浜アリーナ単独コンサート2019 〜雪 Man in the Show〜」で一気にファンを引き込むきっかけの一つとなったのは「ファイトソング / 嵐」。唯一大サビ前のCメロを担当した楽曲でしたが今や渡辺に次ぐCメロの常連。それだけではなく、たまアリや東京ドームで歌選抜に名を連ねるほどになったその姿はなるべくしてなった〝シンデレラボーイ〟というよりギリシア神話に登場する狩人〝オリオン〟のように果敢に目の前を切り開いていくような力強さを感じます。言葉の真意を汲み取りながら歌うことができる人、メッセージを伝えようと歌うことができる人、その場面の情景をこちらにも思い浮かばせることのできる人、どれにしても目黒くんにはぴったりと当てはまっているのではないでしょうか。その優しく芯のある歌声がユニットになることでどういう化学反応を起こすのか今からでも楽しみです。

 


佐久間大介

【裏支持率No.1 Snow Manの圧倒的〝メインキャスト〟 ここに見参】

〝歌をよく聴いてる人〟からの支持率がエグい。渡辺は「努力」「技量」「声質」でSnow Manの歌を担う〝王様〟であるが、彼はその生まれ持った「声」そのものだけで勝負するSnow Manの歌の〝最終兵器〟。以前はシンメの関係でパートは少なかったものの、「Ⅵ Guys Snow Man」とか上手い。あのたった1パートで上手い。Summer Paradise 2019で披露したソロ曲「Oh! アイドル!/ 愛追I隊」はあまりにもふざけすぎていたが歌が上手すぎて余計「何をしているんだ彼は」を生み出した。「終わらないMemories」で彼の歌唱力の高さに気づいた人も多く、「Cry out」あたりで本領を発揮。「Snow World」では自身最大のパートを受け持つ。私は彼のパートが多ければ多いほど嬉しい。ラップ調のパートを担当することもできるオールラウンダーだが特に明るめのポップスの上手さは群を抜いてる。彼がセンターのアニメ主題歌が早く聴きたい。

 

 

こんな感じでSnow Man 9人の歌声を分析してきましたが、いかがだったでしょうか?

人数が多ければ多いほど「下手な人が隠れやすく」はなりますが、Snow Manには〝悪目立ちする人がいない〟というのが何よりの点だと思います。

それぞれ苦手な分野等があってもそれを他の得意なメンバーがカバーする。

9人同じ声量で歌いつつ、メインの人を輝かせられるよう歌う。

〝華々しく踊らなければならないがメインより目立ってはいけない〟

ずっとバックダンサーとして経験を積んできた彼らだからこそできる歌い方かつ、優しさとあたたかさに溢れた彼ら〝そのもの〟のような素敵な歌声だと思います。

ここから先、リリースされるCD何十枚 アルバム何十枚 期待に胸を膨らませて待ち続けようと思います。