関ジャニ∞の冬曲をSnow Manに割り振ったらどうなるのか?
こんにちは、私です。
「∞SAKAおばちゃんROCK」「好きやねん大阪」「WASABI」「言ったじゃないか」などコミカルでユニークなタイトルのシングル曲が多い関ジャニ∞。実は彼らにはファンのみぞ知る素敵な冬曲が沢山あるのです。
2009年12月23日から12月25日まで史上初 前代未聞の「3日間連続リリース」を行ったシリーズ「GIFT」。
「〜白〜」「〜赤〜」「〜緑〜」の三形態には全て冬の曲が収録されています。明るい曲調のものからTHE・冬曲 のしっとりとしたバラードまで。
それに加え2014年リリース シングル「ひびき」通常盤に収録された「Winter pop」、翌年リリース シングル「侍唄」収録「キミへのキャロル」、そのまた翌年にリリースしたシングル「NOROSHI」収録「Winter Love Song」
計10曲の冬がテーマとなった曲があります。
今回はそれに〝雪〟の名のつく9人の彼らを当てはめてみようと思います。
岩本照「雪をください」
I wish for snow
wish for snow wish for snow
しばらく見てないような 夜空に舞う雪の12月
気づけば 無邪気に笑える出来事も 少ないよな
今年もちょっと 最後に最高の思い出をつくりたいよね
優しく街を 銀色にして 心を躍らせたい
空に願うよ 雪をくださいって
子供の頃にはしゃぎまわった 景色が恋しい
空に願うよ あの冬をもう一度 キミと…
I wish for snow
wish for snow wish for snow
1番のみ歌詞を抜粋してみました。
関ジャニ∞の冬曲の中でも明るい部類に入るこの曲。イントロのエレキギターの音と「I wish for snow」のコーラスが素敵な一曲です。
私がこの曲が岩本くんぽいなと思ったのはCメロ 安田くんと渋谷くんの歌唱パートです。
「トキめいた…いつになっても忘れないよ
雪よ降れ またあの場所で逢いたいな…」
彼の心優しい部分と彼女をどうしても独り占めしたがる可愛らしい恋愛観に合った歌詞だと思いました。エレキギターという純愛曲には珍しいイントロと歌詞の一途に彼女を思い続けるギャップも岩本くんそのもののような気がします。
深澤辰哉「I wish」
色付く季節に乗り遅れる事の無いように
いつもより急ぎ足さ
右のポケットに手を何度も確かめるこの気持ち
ちょっぴりね、照れちゃうけれど
神様なんて信じたこと無かったよ 君に会うまで
悪戯でいいよずっと君を探して 歩いてきた気がするんだ
just maybe
Ah… 宝石を敷き詰めたこの街で
君の事浮かべ覗きこむショーウインドウの煌き
all lights for you 全部君にあげるよ
約束しないか? I want you ,Baby 欲しいよ「スマイル」
恋愛に無頓着だった男の子が女の子に出会い、初めての感情をどんどん知り、会いたいもののなかなか会えないもどかしさを歌ったこの曲。忙しない歌詞をポップに可愛らしく歌った一曲です。
雑誌等でもあまり恋愛について意欲を見せない深澤くんですが、自他共に認める〝モテ男〟の彼の前に心を射貫く女の子が現れたとき、彼の照れ屋な部分などがより見えるのではと思い、そこが主人公の男の子と重なって深澤くんのイメージソングとしました。
渡辺翔太「冬恋」
こんなに寒かったんだな
ひとりで過ごす冬の日
去年の今頃 君と
小さく寄り添い歩いた帰り道
コートのポケットでかじかんだ指が
不意にね 君の手のひらの温もり探してる
セツナサヒラヒラ 空から舞い降りる
君がいなくなって ひとりぼっちの冬の夜
恋しい気持ちが この声が 届かなくても
もう一度 会いたくて 会いたくて
まだ サヨナラが言えない
関ジャニ∞史上最も切なく悲しいバラードの曲。〝国民的元彼〟の肩書きを持つ彼に是非歌っていただきたいですね。
2番では離れ離れになるきっかけとなった喧嘩をした当初の自分への後悔がより色濃く歌われています。素直になりきれず、一人涙を零してしまうシーンは主人公と渡辺くんが強く重なるところ。
「愛しい気持ちが この声が 届かなくても
もう一度 会いたくて 会いたくて
まだ サヨナラが言えない
きっと… 言えない…」
これは最終パートですが、ハッピーエンドでもバッドエンドでもないようその答えを明確にしないところも彼らしいような気がしますね。
向井康二「君の歌をうたう」
Tututururu‥‥
クリスマス前に別れて ひとりで過ごすイブに
2ケ月あまりも温めた 君への歌を歌ってます
綺麗な言葉を並べて 僕にしちゃ甘過ぎな
甘いモノ好きの君にとっては ちょうど良い愛の歌
Ah〜こんな気持ちを大切にしてたら
サビの最後「いつまでも一緒だよ」ってとこで泣かなかった
Tututururu Turururu 「さようなら」と書き換えたメロディー
Tututururu 歌えずに もう一度もとに戻した
関ジャニ∞らしいポップな曲調に合わせてひょうきん者で心優しい主人公がクリスマスの夜、別れた彼女へ向けて一人彼女のために作った曲を歌うというストーリー。
彼女のことを思いすぎるあまり上手くいかないこともあった交際期間。それでも別れた後の今でも彼女を心配する台詞を零してしまう姿はまるで向井くんのことを歌ったかのような曲です。
「冬恋」とは違い、最後のパートがハッピーエンド風に歌われているのも特徴ですが、1番・2番では「泣かなかった」と歌われていた部分に最後「粉雪がそこに積もった」とハメられているのはもっと深い意味があるのではないでしょうか。
阿部亮平「Winter pop」
渋滞のLight まるでイルミネーションのよう
せわしく大通り 吐息も白いfriday night
横断歩道の向こう いつもの交差点越しに
初めて見る服 この高鳴り止まないで
照れくさいほどのロマンス 街に溶かしてしまったら
見つめて ふたりの未来
何十年かけてでも 伝えたい愛のメッセージ
どんな昨日より遥かに輝くこれからを
何百年ずっと傍で そのくしゃくしゃの笑顔見せてよ
つなぐ手 ぬくもり 愛おしく
賑わう街に聴こえる Winter pop
Snow Manイチ〝ベタな恋愛〟を夢見る阿部くん。キザ男を気取りたいが持ち前のドジっ子具合で上手くいかず、なかなか苦労してしまうかも。それでも結局「君といられたらそれでいい」というメッセージが強く刻まれたこの曲はまさに阿部くんのための曲といっても過言ではないと思います。
主人公がサプライズを失敗してしまったものの、降り注ぐ〝雪〟が二人を近づかせる助けをしてくれるこの曲には、要所要所に「雪」というワードが効果的に組み込まれています。努力して気象予報士の資格をとった阿部くんに、天気も協力してしまうのではないでしょうか。
目黒蓮「マイナス100度の恋」
woo…
喧嘩ばっかりしていたよね
何度も同じ繰り返しでさ
久々に会った君は“大人”で
目を見れぬほど綺麗になってた
あれからそれなりに季節は過ぎ
けど忘れられないことがヒトツ
最後に君がそっと置いてった
マイナス100度の辛すぎる思い出
女々しいと笑われそうだけれど
あのままずっと愛し続けてた
君以外を抱きしめることもできなくて
そんなこととても今言えない…
グループの中でも生粋の〝男気〟ある一面を見せることも多い目黒くんには歌詞の言葉の選び方はどこか荒々しく男っぽいですが弱々しい歌声と綺麗なハモりが特徴的なこの曲が似合うのではないでしょうか。
自分の思いを打ち明けられないことにもどかしさを感じながらそんな自分を思わず嘲笑ってしまう。でもどこかで彼女を待ち続ける男の子ですが、後半にかけて強い決意を届かないことを重々承知で投げかけるシーンも印象的です。
宮舘涼太「Winter Love Song」
恋をした冬 ただ側にいたくて
時が過ぎてもまだ それは変わらないまま
お互いの距離が近くなる
街行く人々 冷たそうな風で
まるでスライドショーみたいに
めくれてくページは 終わることもなく
記されてたのは 君と共に歩いてきた足跡
君と出会って 何度目の冬だろう
やがて目の前には 雪が舞ってるよ
今もこうして 変わらない二人は
笑い合ってるから この先もずっと一緒に
しっとりとしたメロディにたくさんの幸せを詰め込んだ歌詞は恋愛上手のイメージの強い宮舘くんにぴったりだと思います。「何年経っても一緒にいたい」「ずっと二人で笑っていたい」時が経てば経つほど小さな幸せを感じづらくなるものですが、〝冬〟という季節に身を任せてまた出会った当初のように二人で温め合うロマンチックな場面が宮舘くんらしくもありますね。
後半にかけても歌詞を繰り返し歌っていますが、何度も何度も幸せを〝噛み締めるように〟歌われています。
佐久間大介「Snow White」
いつもの道を飾る 街のイルミネーション
空からは白雪 優しく僕を包み込む
急ぎ足で流れる めくりめくる季節に
ちっぽけな抵抗を ふと立ち止まってみるんだ
あれからどれだけ過ぎた あいも変わらず笑ってますか
あの時交わした約束 永久の愛と誓って今も…
夜空舞う君が僕の髪を撫でて 肌に触れ優しく笑ってる
ただそれが嬉しくて いつまでも君を見つめてた
非常に活発で元気いっぱいのポジティブMan 佐久間大介さんに当てはめたのは錦戸くん・安田くん作詞作曲の「Snow White」。実はこれ、彼女が亡くなっているんです。
この曲は歌詞に多くの含みがあり、聞く人によって解釈が全く異なるのですが私がそれを確信したのはラスト、サビ終わり安田くんのソロパートです。
夜空舞う君が僕の黒を白に 染めて背中押してゆく
君が舞う季節までまた一人で 二人の愛育むよ
「ただ君に会いたくて 空に向け願い放つんだ」
天国へ旅立った彼女を夜空に舞う雪に例え、「クリスマスのこの時期になると彼女が帰ってくる」と少し無理をして歌う主人公をあえて佐久間くんにやってもらいたいです。
ラウール「One day in winter」
ずっと ずっと 記憶に残る景色は 冬のあの道
歩こう 歩こう まだ信じてるだろう?
息は白いけど…回り道でも…
こっから高い壁越えるチャンスなんだ
混沌にコントロールされてる位なら blue
この先はまだまだまだ続く
Jump up, Jump up, high
One day in winter I promised to me いつか天を跳ぶ
折れた翼広げて 光を目指して
お前に出会ったあの冬の日雪の空
殴り書きの虹色 白を染めて
余談ですが、私の関ジャニ∞史上最も好きな曲です。冬曲には珍しく「恋愛」がテーマではないこの曲。題材が特に言及されているわけではありませんが一面に広がる銀世界がキラキラと太陽を反射して世界中に光を巻き起こすようなグロッケンの響く壮大なイントロと頂点へ手を伸ばす貪欲な歌詞が世界へ翔く羽を伸ばし始めたラウールくんを彷彿とさせます。バックにはオーケストラらしき音が使われていますがCメロ、大サビではバスドラムとティンパニの重低音が「決意」を表すように重々しく重点的に使用されているのが印象的です。
いかがだったでしょうか?
今回は全曲1番のみ抜き出してみましたが、実は2番にもそれぞれのメンバーに合致するポイントが沢山あるんです。もし「フルを聴いてみたい!」と思われた方は岩本くん・深澤くん・渡辺くん・向井くん・目黒くん・佐久間くん・ラウールくんの曲は関ジャニ∞BEST ALBUM「8EST」に収録されていますので是非お手に取ってみてください。
ジャニーズの歌しか聴いてこなかった私がSnow Manの歌声を語る
こんにちは、私です。
Snow Manが9人体制になって先日1年が経ちました。
今まで見れなかったメンバーの顔や1年前よりずっとのびのびした様子でアイドル活動に励んでくれている彼らを応援することができて絶賛幸せをかみしめている最中でございます。
さて、9人になって〝変わった部分〟というのは多々あると思います。もちろん全ていい意味で。
「シンメが前ほど固定されなくなった」
いわふか、ゆり組、あべさく という以前のオリジナルメンバーのシンメは最近曲中に披露されることは昨年度よりグッと減りましたが、その分雑誌等でのシンメ撮影へ対してありがたみが増したり、そこでしか聞けない互いに思ってることを垣間見ることが出来たり、またシンメは解消されたわけではありませんので未だに同じパートを担当したりもしていますよね。
私は固定されすぎたシンメよりも沢山のコンビを見れた方がいいというタイプですし、めめさく、なべこじ、いわらうなど加入組が新境地をどんどん開拓していってくれてるところにとても喜びを感じています。
「ダンスにより力を入れるようになった」
元々はアクロバットが売りだったSnow Manですが、加入した3人のうち、1人は未経験、2人は過去の失敗からトラウマがあるという状況下で〝ダンス〟へシフトチェンジしたSnow Man。私はこれが悪いことだとは思いません。元々9人9様でダンススキルの高いメンバーが揃っていましたし、特に3人は振りを覚えるのが苦手でも鍛え上げられた内臓筋によって綺麗な踊りのできる向井、未経験ながらバックとして踊り続けてきた経験を持ち今や0番で踊るまでになった目黒、元ストリートダンスグループ「D’S TOY BURN.HATABOY」出身で受賞経歴もあるラウールの、前所属グループでは見せることのできなかった魅力を発揮することができると思ったからです。また、オリジナルメンバーでも腰痛持ちの深澤の状況を考えるとこの判断をしてくれて本当によかったなと私は思っています。ダンスに力を入れた代表曲「Crazy F-R-E-S-H Beat」のMVは2週間強に渡って急上昇ランク1位をマークしながらも、最近ではデビュー曲「D.D.」にて「9人いるからこそできる」〝これまで見たことのないタイプのアクロバット〟を見せてくれ、目黒くんのブログでの台宙成功報告や向井くんのタイのプールでの台宙など有難いことに忙しい合間を縫って練習に励んでくれているようですし、いつしか9人でのバク転が見れる日を楽しみに待つばかりです。
その他、笑いの面など様々な変化が見られるようになりましたが、私は今回アイドルとして重要な
〝歌〟
にスポットを当て、私の考えたキャッチフレーズと共に(河合郁人くん?)Snow Manを紐解いていきたいと思います。(これを今年の秋から書き進めていたのですがあまりにも執筆進度が遅すぎて河合くんとネタ被りの後 先を越されてしまいました)
岩本照
【語りかけるような歌声はまさに〝恋〟】
元々声に幅があるので歌声は高め。グループでも断トツで話し声に近い人。意識は音程より振り付けをすることもあって音ハメと歌い方のニュアンスへ向いているが、多分音程など気にしなくても完璧にできるくらい実は歌の才能も優れている人。ポジション的に大パートを任されていたこともあったが、その馴染みの良い声で明るめの曲調では複数人パートに徹していることが多い。それでも絶対に歌っているパートがわかるあたり、彼の完璧な「主役気質」そのものである。きっと誰が聴いても好き嫌いが別れない声だが、語尾の残し方が〝男ver.〟と〝甘いver.〟がある。無理。伸ばしでもブレない声色で、シャウトやラップを請け負うことも多いためそっちの印象が強いかと思われるが岩本照のバラードの良さは「Flamingo / Kis-My-Ft2」履修済の私が保証します。岩本照のバラードも聴きたいし松本潤くんのソロ曲のような色味のある意味を含んだポップスも聴きたい。もうソロアルバムを出してくれ。
ラウール
【未発達な喉から放たれる「天使」の上ハモ】
加入当初は喉元というか鼻腔?で歌っている感じの声で、5月のたまアリはよりねっとりした歌い方で深みを出していた。最近になって低い声が出るようになったからかそれがライトになり、声やニュアンスで深みを出す術を得たのだと思う。しかし高い切り込みパートは健在。最高。ちなみに5月は歌ってる時は人差し指が立つことが多かった。これは間違いなく渡辺翔太の影響。その他にも歌に関しては翔太から多く盗んでいるのかな?そういういいとこ取りができるのも素晴らしい。メンバーで一番電子音との相性がいい。最近はCメロ頭等を任されることも多くなってきたが、彼を経て他メンが歌い出すのとそうでないのとではオタクの興奮度の爆上がり具合が違う。いい仕事をしよる。囁き系パートの背徳感がスゴい。ここからの伸び率にめちゃめちゃ期待している。きっとさらに馴染みやすくなってどこのパートでもこなせるようになると思っている。
渡辺翔太
【彼が絶対的主旋律 Cメロの帝王】
あのジャニー喜多川が認めた歌声。関東ジャニーズJr.一の歌唱力ともされていて、さいたまスーパーアリーナや8月の東京ドーム公演の際の歌選抜の常連。彼のいない歌選抜など歌選抜ではない。彼の普段の笑い声からも分かるであろうトンデモ声量で歌い上げるジャニーズJr.祭りの「交差点 / 中山優馬」「WHITE WORLD / 中丸雄一」は特にヤバい。彼のフェイクはもはやフェイクというか主旋律と言った方がいいくらい耳を奪っていく。その真意は絶対的自信と努力の賜物。Cメロにいない曲はない。彼のソロ曲などが出た日には300000人くらい人が死ぬ。唐突に生歌を披露することもあり、彼のパート前に油断は禁物。CD音源からメインボーカルには珍しく上ハモも担当しており、聞きあたりのいい高音との使い分けが上手い。どうでもいいが彼の仲良くしてる先輩や友達も歌が上手い(橋本良亮、渋谷すばる等)。尚、喉は最近お化け屋敷やザリガニ釣りにて酷使されている。
深澤辰哉
【定評をもぎ取る爆裂スウィートボイス】
やばい。多少発音や歌い残しの語尾に癖はあるものの普段のリアコ爆発の程よく掠れた声からは想像もつかない程にたっぷりと潤いを含んだ甘めの歌声。長めのパートより短めのCメロ前、Aメロ始めが一番殺傷能力が高い。きっと彼が台詞パートを担当などした日には〝終わ〟る。近所のベルコとファミーユが一気に埋まる。予約困難。彼の担当になった女で「ふっかの歌声が一番好き」と言わないオタクは天然記念物。希少人種。彼がどこらへんのパートを担当するかで我々の人生が決まる。歌ってる時の表情も笑顔が多く、どんな歌詞でも基本笑っている。その笑みが曲によって挑発的に見えたり柔らかく見えたりするんだからもう私達の心は完全に彼に握られている。個人的に翔太ほどの声量と伸びはないものの一番キーが近いかと思うので彼らの合同パートは心地いい。最近は康二とのパートも増えたが、逆に掠れ高い康二の声をふっかがいい感じに包み込んでる。人柄はやはり歌声に出る。
【唯一無二の〝康二ボイス〟塩麹というより副惣菜】
突如現れた歌唱力ダークホース。関西弁ではグループより個人で歌ってる印象が強かったが(パート割的にもそうだった)、彼の魅力はやっぱりグループに所属してから発揮される部分が大きい。以前からのシンメ「ゆり組」とはまた違った渡辺翔太の引き立て方が出来る人。これまでは「個」と「個」の高い歌唱力で足を引っ張らずまたどちらも引けを取らない歌を無意識に歌っていた翔太が〝相性〟を見て歌うようになれたのは彼のおかげなのではないかと思っている。加入してわずか1ヶ月の「ひらりと桜」であれだけの大パートを任されるあたり、やはり関西でトップを飾っていた経験値と信頼は伊達じゃない。掠れと潤いの狭間、男声と甘声の狭間、喋り声と歌声の狭間のその声は本当に「向井康二にしか出せない〝最強ボイス〟」。バラードの印象が強いため、ここからBPMが早めの曲や上ハモにどう対応していくのか見物。
【Snow Manの〝姫〟は男前王 職人育ち】
最近は特にメイン担当パートは少ないものの「えっ?ここ歌ってたんだ!?」となってしまうくらいには歌っている。多分文字数に起こしたら一番くらいには歌っている。グループ1の低音。低すぎるわけではなく、バラードでは優しい歌声を披露することもあるが比較的歌声が高めのメンバーが多い中、誰とでも馴染みやすい声質のためハモりを歌うことが多い。最近ではCメロ下ハモを担当することも。大パートよりイントロや1番〜2番間の繰り返しパートの方が得意ないわゆる「ずっと聴いていられる声」。音程のとり方等は下手ではないが発音に癖がある。普段の喋り方からもわかるように「き」「く」「し」などさらりと流さずあえてそこにアクセントを置くアナウンス発音。その発音方法と少し低めの声に渋みや深みではなく優しい声質の合わさった〝幼稚園男児ボイス〟が合わさるとやばいと思っている(私は)。彼はもう聴くタイプの保育園。子供が出来たら子守唄は彼のソロ曲にしようと思う。
【会長譲りのセクシーボイス 辺りを呑み込む あだ名は〝大蛇〟】
ごめん ボケてる。けど私は大真面目に歌中の彼を「大蛇」と呼んでいます。またの名を「パート分けブロガー泣かせの宮舘」。彼と歌うとどんなに癖の強い人でも〝舘様〟と〝誰か〟になってしまう。舘様はわかるけどあと一人、あと一人誰だ……!?になってしまうんです。しかしサビなどの大勢パートになると自然と溶け込むからほんとなんでなんだよ。器用な彼に苦手なパートはなく、低くセクシーにも高くキュートにも歌える才能の持ち主。その大人のスパイシーさと何にでも合う感じ、調味料でいうと胡椒というところ(?)。自らKC会(Kamenashi Club)に所属し、崇拝している亀梨和也くんの通り、掠れ気味のハスキーボイスと色気をたっぷりと含んだ歌い方。音程の正確さと音域の広さもかなりのもので、「主役と脇役を同時にできる」声。そんな彼だからこそ渡辺の右腕を長く担当できていたのでしょうね。
【キラキラ輝くベテルギウスボイス 広がる音域はまさに宇宙】
1月に加入してきた際はあまり知られていませんでしたが、「Snow Man 横浜アリーナ単独コンサート2019 〜雪 Man in the Show〜」で一気にファンを引き込むきっかけの一つとなったのは「ファイトソング / 嵐」。唯一大サビ前のCメロを担当した楽曲でしたが今や渡辺に次ぐCメロの常連。それだけではなく、たまアリや東京ドームで歌選抜に名を連ねるほどになったその姿はなるべくしてなった〝シンデレラボーイ〟というよりギリシア神話に登場する狩人〝オリオン〟のように果敢に目の前を切り開いていくような力強さを感じます。言葉の真意を汲み取りながら歌うことができる人、メッセージを伝えようと歌うことができる人、その場面の情景をこちらにも思い浮かばせることのできる人、どれにしても目黒くんにはぴったりと当てはまっているのではないでしょうか。その優しく芯のある歌声がユニットになることでどういう化学反応を起こすのか今からでも楽しみです。
【裏支持率No.1 Snow Manの圧倒的〝メインキャスト〟 ここに見参】
〝歌をよく聴いてる人〟からの支持率がエグい。渡辺は「努力」「技量」「声質」でSnow Manの歌を担う〝王様〟であるが、彼はその生まれ持った「声」そのものだけで勝負するSnow Manの歌の〝最終兵器〟。以前はシンメの関係でパートは少なかったものの、「Ⅵ Guys Snow Man」とか上手い。あのたった1パートで上手い。Summer Paradise 2019で披露したソロ曲「Oh! アイドル!/ 愛追I隊」はあまりにもふざけすぎていたが歌が上手すぎて余計「何をしているんだ彼は」を生み出した。「終わらないMemories」で彼の歌唱力の高さに気づいた人も多く、「Cry out」あたりで本領を発揮。「Snow World」では自身最大のパートを受け持つ。私は彼のパートが多ければ多いほど嬉しい。ラップ調のパートを担当することもできるオールラウンダーだが特に明るめのポップスの上手さは群を抜いてる。彼がセンターのアニメ主題歌が早く聴きたい。
こんな感じでSnow Man 9人の歌声を分析してきましたが、いかがだったでしょうか?
人数が多ければ多いほど「下手な人が隠れやすく」はなりますが、Snow Manには〝悪目立ちする人がいない〟というのが何よりの点だと思います。
それぞれ苦手な分野等があってもそれを他の得意なメンバーがカバーする。
9人同じ声量で歌いつつ、メインの人を輝かせられるよう歌う。
〝華々しく踊らなければならないがメインより目立ってはいけない〟
ずっとバックダンサーとして経験を積んできた彼らだからこそできる歌い方かつ、優しさとあたたかさに溢れた彼ら〝そのもの〟のような素敵な歌声だと思います。
ここから先、リリースされるCD何十枚 アルバム何十枚 期待に胸を膨らませて待ち続けようと思います。
〝アイドルらしくないアイドル〟ってなんだ?〜序章 人数に対する圧倒的固執〜
どうもこんにちは、私です。
つい先日 私が現在最も応援しているジャニーズ所属グループ「Snow Man」が晴れてデビューを果たし、公開されたMVが1100万回再生を突破しました。
ティザー映像が公開されて2ヶ月と少し。
日に日に増える「初めてジャニーズにハマりそうです」「YouTuberさんの動画から来ました」そしてタイ語のコメント。止まらない再生数。
ずっと待望していた〝ミュージックビデオ〟〝自分達のCD〟〝デビュー〟 その夢を叶える瞬間の彼らが こんなにも雄々しく、凛々しいものかと感動しました。
今日お話するのは私がSnow Manに出会うまでのお話です。(長いよ)
このお話をさせて頂くためにこの文があまりにも長くなってしまうかと思いましたのでこのブログをシリーズとして「〝アイドルらしくないアイドル〟ってなんだ?」というタイトルでこれを軸に三部作程度で完結させて頂く予定でございます。(長いよ?)
自論と経験を絡めてお話していこうかと思いますので嫌になったら読んで頂かなくても結構です。私もしがない一般人に過ぎませんのでね。
ちなみに今回の第一章にあたります「序章」ではSnow Manはほとんど出てきません。(!?!?!?!?)
全部私の過去の話です。
先に言っておくよ?
これ、あんまり読まなくても関係ないよ
(⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️⁉️🧑🎤👩🔧🧑🏫👨🔬👩🔧👩🎓👨🔬🧑🚒👨🔬🦹👩🚀🤷♂️🤦♂️👨⚖️👩✈️👨🎨🦹♀️👩🎤🕵️♂️💂👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴👴)
今回は私がアイドルを応援することに対して、「一番恐れていること」並びに「恐れるようになったきっかけ」をお話させて頂こうかと思います。
私がこの世界に本格的に足を踏み入れたのは7年半ほど前
2012年夏のことです。
関ジャ二∞主演作品 映画「エイトレンジャー」
アイドルが、しかもジャニーズが、全員でヒーローものをやるなんて面白いじゃん
そう思って母に「観に行きたい」と懇願しました。当時某海賊アニメにしか興味がなかった私のその言葉を聞いて母どころか周囲の母の友人達までもが心底驚いていました(嵐の櫻井翔くんが大好きだったことを実は当時誰にも話したことはありませんでした)が、私にとって「王子様」でも「想い人」でもない、物語の名の通り人生を変えてくれる〝ヒーロー〟があの日出会った彼らでした。
知り合いに取ってもらったチケットで入った初めての公演は「関ジャ二∞ LIVE TOUR 2013 JUKE BOX」。ずっと憧れてた関ジャ二∞のLIVE。本人達に会えるなんて。席はドーム スタンドの63列ほどで正直良いとは言えない席でしたが、両親がプレゼントしてくれたアルバムを泣きながら受け取ったあの日から、車の中でセトリを見せてもらって当時自分の大好きだった一曲が入っていたことに喜んで、本人たちがそこにいるというもうその〝事実〟だけで私は楽しかった。ずっと画面の向こう側だと思ってた。その本人たちが目の前にいて、マイクで直に声が聞こえる。LIVE TOUR「JUKE BOX」はこれまでの関ジャ二∞の中でもかなり音楽性を考慮して作られたツアーで、上でもしっかり音が聞こえるように渋谷くん初めとしたメンバーが沢山考えてくれた音響設備やバンド曲の組み込み方が印象的でした。
その後私はまんまとファンクラブに入り、姉(と呼んでるだけで血縁とかないよ)に付き添ってもらって当時まだ紙だったチケットを握りしめてライブに毎年通いつめました(流石に次の年のライブでアリーナAの5列3番を当てた時は自名義の強さを疑った)。私は本当に7人のことが大好きで、関ジャ二∞というグループが大好きで、彼らの経歴も苦労もMCで話される酔っ払いながらモンスターを狩ってたくだらない話も何もかもを愛していました。
当時私の担当は丸山隆平さんだったのですが、どこが好きなの?と初めて聞かれた時の返答を今でも覚えています。
「自分を持ってる その生き様」
若干12歳の小娘にそんなことがわかるのか。
そう言われてしまえばそこまでですが、そもそも軽率に手を出した「ジャニーズ」というジャンル。映画「100回泣くこと」の宣伝でTOKIOカケルに出演していた顔のいい大倉忠義。それでも私はどんだけスベってもニコニコしているその神経の図太さ、めちゃくちゃセンチメンタルなのにそれを一切感じさせないよう明るく笑い飛ばせるスタミナ、「おいマル!」「お前全然オモロないやんけ!」と皆が爆笑しながらツッコんでしまうほどの彼の愛され力が大変羨ましかった。また、そんな光景を見せてくれる彼が心の支えになっていた部分もありました。
周りに流されてばかりで意見に左右されやすい心を持っていた私にとって、〝ジャニーズでただ一人〟だったギャグマシーンとしての先陣を切った彼は正反対の人間だったというところからその憧れや羨望は来ていたのではないでしょうか。
そんな私は高校生になり、関ジャ二∞と同時にもう一つのアイドルに着手することとなりました。
私を語る上で今は追ってなくともこの存在は切っても切り離せないものなのではないでしょうか。
私がここで出会ったのはアイドルとしての〝キラキラ感〟。
これまで応援していた彼らは一人の人間としてとても尊敬するべき人達であり、私の中で人生の道標の役割を果たしてくれていたような人達でした。彼らの人間性が大好きで、歌が大好きで、彼らとエピソードを共有することが幸せの全てだった。
しかし〝彼ら〟は言葉を話さない。話すとしても打ち込まれた文章を朗読するだけで、その声は所詮他の〝個〟のものに過ぎません。彼らの言葉は彼らの声から聞くことはできないし彼らの思いで紡ぐことすら許されないのです。
それでもこれだけ心動かされたのは何故だったのか。
〝画面越しでも伝わる
圧倒的輝き〟
私はここが現存するアイドルとは全く異なった点だと思いました。
彼らは「造られた存在」なので、設定や過去のトラウマなどユーザーの好きそうな設定をてんこ盛りにすることなんて容易なことだし、心情の変化も場面が切り替わって作画が変わればその前のシーンでどれだけ落ち込んでいたとしても必ず〝アイドル〟の彼が表れる。それが私としてはとても新鮮でした。
「アイドルらしくない」
それは今まで私が応援してきた7人の男たちにとって最強の褒め言葉でした。それが正解だと思っていたしアイドルらしくなかったからこそ私の好きになるきっかけはそこにあったのかなとも思います。
アイドルに正解はない。誰かに好きになってもらうには自ずと誰かに嫌われなくてはならないのは仕方の無いことで、すぐコスプレをしてコントをしてローションまみれパンイチで出てくる彼らを「滑稽だ」「ジャニーズの恥晒し」と言い捨てる人達がいたのも確かです。
それでもステージ上でガンガンにギターを掻き鳴らしたり、ムービングステージでキラキラの衣装を着て踊ったり
彼らを追いかけてきて、そんな姿を沢山見せてもらって、今改めて思うのは本当に私にとって彼らは誇らしい〝推し〟であったことです。
胸を張って「関ジャ二∞が好きです」と言わせてくれていた7人、そして改めて今を生きるアイドルのアイドルたる所以を教えてくれたアイドリッシュセブンの7人にはとても感謝しています。
こうしてアイドルを「応援していて幸せになりたい」から応援していた私。そんな私の元に一通のメールが届きます。
「明日4月15日 午前10時より関ジャ二∞からファンの皆様へ大切なご報告がございます」
あの冷徹かつこちら側の疑問を一切聞き入れてもくれない文章を今でも忘れたことはありません。
事実予想はついていた。2015年「元気が出るLIVE!」にてそんな噂が立ち込めていて。それでも私達ファンは信じてこなかったのです。
ありえない。
関ジャ二∞を背負ってきた彼が。
関ジャ二∞の歌を誰よりも歌ってきた彼が。
関ジャ二∞のことを誰よりも愛してきた彼が。
彼によって名付けられた「eighter」という名前を持つファンは不安と先走る喪失感に眠れない夜を過ごしました。こんな時期にいい知らせなわけがないと。でもその〝最悪の事態〟なんて想像もしたくないと。
2018年4月15日午前10:00
送られてきたリンクの先
「この度 私 渋谷すばるは関ジャ二∞を脱退し、ジャニーズ事務所を退所する決意を致しました。」
そのアドレスを押したくなくて、でも押したらもしかしたら、なにか良い意味で期待を裏切ってくれるんじゃないかと。彼らはこれまでずっとそうやって〝エンターテインメント〟を届けてきてくれたから。そんな淡い期待はいとも簡単に崩されてしまいました。
歌の不安 楽器の不安 何より7人の不安
きっともうあの日以上に誰かを思って泣くことはないのではないかと思います。部活に行く前の制服をぐしゃぐしゃにして その場に蹲って泣きました。朝の自宅に私の泣き叫ぶ声しか響かないくらい泣きました。
それぞれのコメントが発表されて でもそんなの見れないくらい泣いていた。当事者の理由で納得できるほど物分りのいいファンではいられなかったのです。〝7人〟が、〝関ジャ二∞〟が好きだったから。〝7人〟じゃなくなることが〝関ジャ二∞〟じゃなくなってしまうことだと思ったから。
どうにかして部活には顔を出さなければと思ったので一旦そのページを無理やり閉じて、濡れた目をゴシゴシ擦ってバスまで走りました。泣き叫んでいる間にもうとっくにバスは行ってしまっていて、真駒内競技場前まで走りました。疲れとかなかった。「やるしかない」と思ってた。集合時間が特に指定されていた部活ではなかったことが今では唯一の救いだったのかなとも思います。
バスの中でもう一度リンクをタップしました。嘘だったら、これも何かの伏線だったら、そんな願い虚しくページ先には無機質な活字が並んでいました。ちなみにこれは関ジャ二∞に後々訪れる〝崩壊〟の伏線でしかありませんでした。
大倉の文だったかな。
「僕は彼の歌が好きでした。彼の話が好きでした。彼の後ろで ドラムを叩くことが好きでした。」
知ってたよ(号泣)
必死に上を向いて誤魔化しました。急いで飛び乗ったバスに座る席なんてなかったから。バスの中の人達にとっては「普通の なんの変わりもない 4月15日」だったから。
大事な人を失ったのなんてこの世界にいる66万人だけだったから。
部室で一人の先輩がTwitterを見ながら言いました。
「関ジャ二∞ 渋谷すばる 脱退 だって」
あぁ、朝10時にはファンにしか知らされていなかった情報がもう世間様にも広がっている。
なんなら彼らは記者会見まで開いていたのです。この日のために準備していたんでしょう?笑顔で歌いながら 楽器を弾きながら 裏では脱退を巡る話し合いをずっとして 記者会見の手配をしてきたんでしょう?
「そんなのどーせまた嘘でしょ笑」
そう言い放ったのは私の直属の先輩で部で唯一のジャニヲタでした。(Hey! Say! JUMP 有岡担)
現場の思い出を分かちあったりしていたその人は私がもちろん関ジャ二∞のファンであることなど知っていて、ねぇ?と向けられた目を私はその時見ることすらできませんでした。
本当なんです、朝10時にメールが来たんです
2人は私のことを必死に慰めてくれました。その時にはもう私は涙すら出せない状態でしたが、画面の中の、記者の前に座る横山さんは号泣していました。帰って記者会見の映像の出たワイドショーを最初から最後まで全部見漁って結局また泣きました。
そこからは本当に地獄の日々。訪れた渋谷すばる含む関ジャ二∞〝7人〟のテレビ最後の日 2018年7月8日の「関ジャム ~完全燃show~」の番組内でした。
ジャニーズとしては初に近い「円満退所」(形としてはね)ということでその前から様々なレギュラー番組や音楽番組で〝最終回〟を作って頂きました。2005年から歩み続けてきた13年間の〝7人での道〟を振り返って、最後に笑顔の集合写真が画面いっぱいに広がる。けどそれでも私は実感が湧きませんでした。あれだけCDショップを渡り歩いて昔のシングルを買い漁っていたのに、〝関ジャ二∞ 渋谷すばるの最期〟の声が入ったアルバムは買わなかった。
最後に彼らが選んだのは「LIFE〜目の前の向こうへ〜」。彼らが望み続けてずっと出したいと言い続けていたバンドスタイルで初めてリリースを許されたシングルでした。
涙で歌うことすらできない錦戸。
「あの日探した約束をずっと覚えているから 涙堪えて」そう伸びやかに歌いながら渋谷に手を伸ばす大倉。
あれだけファンの前で涙を見せてこなかった丸山でさえ下を向いてこちらに顔を見せることはありませんでした。
渋谷の涙を見たのは脱退の噂が流され始めた2015年「元気が出るLIVE!」大阪京セラドーム公演以来でした。
関ジャ二∞がデビューして14年。
グループ結成からはもう20年以上の歴史はたった4分の曲と共に静かに幕を下ろしたのでした。
それから一週間。来たる7月15日 「関ジャ二∞ LIVE TOUR GR8EST」の初日 札幌ドームでの公演です。
たった1日の1公演。とはいえ収容人数約5万人。FC会員のファン登録が一番多かった渋谷の脱退はかなりの痛手だと誰もが思っていました。
私もその一人です。関ジャ二∞が、6人で、どんなLIVEをするのか、不安と緊張に押し潰されそうでした。
「楽器が」「歌声が」「MCが」
そんな評論家気取りになった奴らを捻り潰してほしかった。またいつもみたいに。
それでもそんな我儘を叶えてくれなんて私は望んでもいなかったんです。だって一番傷を負っているのは彼らだから。本当はツアーを中止にしたっていい。だって一番愛していたメンバーがいなくなったんだから。それでも彼らは元気な姿を見せようと、〝今の関ジャ二∞〟を見せようと私たち以上の緊張と不安の募る心で来てくれた、それだけでよかったから。
そんな思いで開いたパンフレット。思い出のアルバム風の一冊。ペンライトは赤子をあやす用のカラカラ。ふざけとんのかワレ。
「6人と1人になったって関ジャ二∞は7人だから」
笑顔の写真の周りに思った言葉をたくさん散りばめたページ。安田のその一文がどれだけ支えになったでしょう。今思えばあれが私の〝関ジャ二∞のために流した涙〟の最後でした。今のところはね。
脱退したメンバーは腫れ物のように扱われて、まるで今までもいなかったみたいにされるのが今までのジャニーズであり芸能界でした。関ジャ二∞デビュー1周年のその日を迎えずに脱退した内博貴くんがそうだったから。
センターだったからというのもあったのかもしれない。関ジャ二∞を背負ってきた人だったからというのもあったのかもしれない。13年の歴史があったからというのもあったのかもしれない。それでも嬉しかった。ペンライトは前年通り7色を自分で切り替えるタイプではなく自然と色が展開していくタイプで、黄、青、オレンジ、緑、紫、白 最後には〝赤〟が来た。赤子用のカラカラのそこに含まれた意味は〝新生児〟として関ジャ二∞は新しく「生まれ変わった」という一つのメッセージ。会場には赤の服を来た子達も大勢いた。皆愛していたのだ。ファンも、メンバーも、彼のことを。
いつしか緊張はなくなっていて、「どういう姿を見せてくれるのか」という期待に胸を膨らませながら5分前コールをしていた。
登場曲は渋谷が脱退前最後にリリースした「応答セヨ」。大半を担っていた渋谷のパートは錦戸へ受け継がれていた。
1曲目が終わり、錦戸はムービングセンステのど真ん中で言った。今までは前列4人 後列3人 センターを分け合ってきた彼が〝関ジャ二∞の真ん中〟に立ち言った。
「虫歯を抜いたらその抜いた痕をベロで弄っちゃったりするじゃないですか?それです…今、その感じです。あっ、別にすばるくんが虫歯みたいな存在やったってわけじゃないですよ!? 皆さんも見慣れないと思います。僕らもそうです。でもきっと、慣れていきます。これから先この6人でやっていきます。」
今現在の感情はさておき、この時はこの言葉に本当に救われた人達が大勢いたと思います。私も間違いなくその一人だったし、何より〝彼の名前を出せる状況下にいた〟ことが心の底から嬉しかった。
会場中に巻き起こった〝笑い〟 伝えられた〝決意〟。その後6人でリリースされた「ここに」という曲があるのですがそのカップリングでメンバー全員が作ってくれた「All you need is laugh」という曲があるのですが、それが全てであったことをこの時知らしめられていたのだなと思います。
「必要なのは笑顔だけ」
この曲は「大阪」をテーマにして作られた曲ですが、常に大阪を「原点」と呼んできた彼ら。松竹座で1000人も埋められなかった彼らが五大ドームで1000万人を埋めることができるようになっても、8人が6人になっても、彼らの「故郷」は変わっていなかったのです。
私も間違いなくその一人だったし、何より〝彼の名前を出せる状況下にいた〟ことが心の底から嬉しかった。
この日、私は一番「関ジャ二∞を好きでよかった」と思いました。これ本当。どんな大きい仕事よりも、どんなかっこいいパフォーマンスよりも、「ジャニーズのアイドルとして当たり前のこと」「一年に一度必ずあること」それがどれだけ幸せでどれだけ信じられることなのかを知りました。どんな憶測よりどんな思い込みより彼らの言葉一つの方が強いのです。人生で一番楽しんだ。「LIFE〜目の前の向こうへ〜」では会場中のファンが泣いていたけど、私は泣かずにペンライトを握りしめて一分一秒彼らを見逃さないよう応援し続けた。
最後の最後 締めの挨拶はメンバー6人各々から。その時の丸山隆平さんの言葉を、私は今でも鮮明に覚えています。
「正直開演前はとても不安でした。
それでも、ステージが開いて、皆さんの歓声ががワーって聞こえて、
俺はなんて愚かなことを考えてしまっていたのだろうと。
こんなに素敵なファンの方々がたくさんいてくださっているのに、一瞬でも不安に思ったりして。」
人生でこんな素敵な担当に出会えて私は本当によかったなと思っています。現に今でも現場に行ったり、前ほど番組を緻密に追ったりはしていないものの、YouTubeで関東ローカルを見たり彼らは私の人生の中に間違いなくいます。
そんなこんなで〝ジャニヲタ人生〟の第一章に幕を下ろした私。次のお話では第二章、「様々なアイドルとの出会いによって考えたアイドル論」についてお話していきたいと思います。
ここまで7733文字。読んでくださってありがとうございました。軽率に開いたらこんな長文で本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなので、貴方により沢山の幸せが訪れますよう祈っております。
なぜ彼らはこの色を選んだのか?
こんにちは 私です。
今回の議題はタイトルの通り。
すの担になって早数ヶ月。最近はSNS等で同じグループを応援している人を探すのも容易な時代です。
そんな中、私がすの担になって一番驚いたこと、それは
「元eighter または eighterとの掛け持ちが多い」
ということです。〝eighter〟とは関ジャニ∞のファンの総称なのですがSnow ManのYouTube動画のコメント欄もといSNSのプロフィールもとい、あらゆる場所で「関ジャニ∞」という名前を見ます。それだけ関ジャニ∞というグループの名が大きいといわれればそれまでになってしまうのかもしれないけれど、SixTONESにしてもHey! Say! JUMPにしても、ましてやジャニーズWESTでさえもここまで関ジャニ∞の名を見たグループはありませんでした。
では関ジャニ∞とSnow Manはどういうところに共通点があるのか?そちらについて書いてみようと思います。
まず初めにメンバーについて。
関ジャニ∞にはリーダー不在。Snow Manはリーダーとして岩本照が挙げられています。
関ジャニ∞は5人組(元8人組)、Snow Manは現在9人組(元6人組 減員なし)です。なおここでは前進グループJ3KANSAI、Mis Snow Manについては触れないこととします。
ジャニーズで最も大切なのは「メンバーカラー」。その色を身につけてコンサートに行くことでメンバーへのアピールになったり周囲の人へのアピールにもなったりしますよね。そんなメンバーカラーと照らし合わせて進めていこうと思います。なおラウールくんの白は関ジャ二∞に該当メンバーがいませんので今回は比較しません。
【メンバーカラー:赤】🌹
「リーダー」「センター」を表す色として多く使われるのが赤。どのグループにも必ずいる色のような気もします。他のジャニーズグループで例えるとHey! Say! JUMP 山田涼介(センター)、Sexy Zone 佐藤勝利(センター)、King&Prince 平野紫耀(センター)など名だたる面々。渋谷においてはその通り、センター色として使われていたような気もしますが宮舘はセンターというよりいつもは左右寄りでグループの概観を彩っている印象。そう考えると宮舘の赤は赤そのものの意味「情熱」や「セクシーさ」という意味で使われているのかも。パフォーマンスを難なくこなす努力家な一面と彼のコンサートにおいての見ているこちらがドキドキしてしまうような言動を踏まえて、Snow Manは彼に〝赤〟を託したのではないでしょうか。渋谷自身もグループや歌にかける情熱や彼自身の溢れ出るセクシーさをテレビやコンサートで披露していましたから、そういうところで同じ赤を背負う人として通じあっている部分があるのかなと思います。ちなみに渋谷は交友関係が狭く深く、後輩で彼の携帯番号を知っていたのはたった2人、A.B.C-Z 橋本良亮くんとSnow Man 渡辺翔太です。「渡辺翔太に関係している」という共通点もまた、赤たる所以なのかもしれません。(?)
【メンバーカラー:青🐬】
青というと「知的」「クール」という印象が多いイメージ。戦隊モノでも赤の右腕としている機会が多い気がします。そんな人気色、青を背負っているのがこの2人。まずなんと言っても「頭が悪い」。初めに言った青のイメージにあまりにもかけ離れていますが学力的な意味ではなく単純に「ド天然」という扱いを受けることが多いかも。実際、安田は学生時代とても秀才で学年で1位2位に名を連ねることもしばしば。渡辺も今では見る影もありませんが以前はSnow Manで阿部の次に頭がよかったという小情報もあったほどでした。ジャニーズでメンバーカラーが青のド天然キャラの人は多く、例えばジャニーズWEST 藤井流星、Hey! Say! JUMP 伊野尾慧、嵐 大野智など「クール」という印象により冷たいイメージができてしまうことを避けるために天然キャラを配置していることが多いのでしょうか。もう一つのこの2人の共通点として大きな点は「歌唱力の高さ」。ジャニーズJr.でも一二を争う歌唱力の持ち主だった渡辺は言わずもがなですが安田も最近はその実力が認められ、渋谷脱退後の関ジャニ∞の歌の中核を担っています。そういえば歌が上手いで有名なV6 坂本昌行さんや先程も名前が上がった大野智くん、昨年まで関ジャニ∞でメインボーカルとして活動していた錦戸亮のNEWS所属時代(2011年脱退)や現在Snow Manに所属している目黒くんも前所属グループでは青でしたし、青はそんな色でもあるのかもしれません。
【メンバーカラー:黄🍯】
Snow Man:岩本照
明るく、元気で活発な色の代表格として示される黄色。ですがこの2つのグループとしては「知的で職人気質かつ責任感が強くてプライドが高い」という印象。他グループ Hey! Say! JUMP 八乙女光、King&Prince 髙橋海人、A.B.C-Z 塚田僚一などに比べると2人ともグループのセンター兼エース的立ち位置であったこともあって、全体を見ながらも自分の個性を追求しているタイプという感じ。物怖じせずメンバーに対して思ったことをしっかりと言う姿にもそんな一面が見られます。2人のもう1つの共通点は「ギャップがあるところ」。錦戸は朝食にワッフルを食べたりメンバーに自家製バナナジュースを無理強いしたり。岩本はチョコを携帯しており最近のお気に入りはタピオカミルクティー。また食に関しては2人ともかなりの偏食で、人生のほとんどを焼きそばと生姜焼きと冷やし中華(3月始め)で賄っており、「マヨネーズのない店なんて潰れてしまえばええねん」と言い放った錦戸、フルーツオ・レとおにぎりとチョコを同時に食べる岩本。それに加え2人とも極度のビビりだったりとそんな可愛らしいところもあるからグループを優しく照らす〝黄色〟という色が任されたのかもしれませんね。
【メンバーカラー:紫🍇】
Snow Man:深澤辰哉
「セクシー」「大人」「高貴」の代表色紫。以前までは嵐 松本潤、Hey! Say! JUMP 髙木雄也、Sexy Zone 菊池風磨等の〝セクシー担当〟に任されていた紫も、最近ではジャニーズWEST 濵田崇裕、King&Prince 岸優太、Kis-My-Ft2 宮田俊哉などの三枚目キャラにまで幅広く任されるようになった色。特にこの2人は後者だと思いますが、グループの年長者であることやそれ故進行役を引き受けることも多いため、「大人」というイメージにはぴったりなのかもしれません。また、他のメンバーに隠れてしまいがちですが意外と器用な2人。先程の「三枚目キャラ」として名を挙げた3人も含め、いざというときのセクシーさが凄い。それは彼らが紫たる故なのかもしれません。村上の歌唱力に関しては言及しませんがユニット曲をコンサートで披露する際に必ずSNSで頻発される「村上、踊り上手くね…?」説。そうなのです。関ジャ二∞がダンス中心の楽曲をリリースすることはあまりなかったのですがアルバムに収録(大体3曲目あたりに入っていることが多かった)されていた曲等でも、7人の中に紛れていても負けないパワフルさとキレ、腕の残し方の優美さがありました。深澤は持ち前の甘い歌声と色気がありつつ身軽さを魅せるダンスと安定感のあるアクロバットが魅力。2人はいつかセンターに来た際、才能を爆発させるのかもしれませんね。
【メンバーカラー:緑🍀】
「癒しキャラ」を意味する色としても多く使われる緑。それだけでなく緑の人はお笑いの面に対しても積極的に関わる人に使われます。嵐 相葉雅紀、SMAP 香取慎吾などは代表格と言えるのではないでしょうか。また、この2人の共通点といえばグループでも〝最年少〟だった過去がある、高身長、頭が良い といったところ。頭が良い に関しては大倉は最終学歴は高校を中退しているため中卒ですが、笑いの面に関して他メンバーより群を抜いて頭の回転が早いところが見受けられます。阿部に関しては言わずもがな最終学歴、資格、地上波でのテレビ番組での成績等グループの〝ブレーン担当〟を担っているだけあります。しかし2人ともなかなかの〝クレイジーエピソード〟をお持ち。大倉は酔っ払った際のエピソードが多く、ゲーム(モンスターを狩るやつ)中に高ぶって取れなかった6Pチーズを叩き上げ、床に1度ぶちまけてから拾って食べた話は2014年のLIVE「関ジャニズム」にて明かされました。阿部は初出演のクイズ番組で「東北神社」を「ポークジンジャー」と聞き間違えた過去等2人とも掘り起こせばエピソードは様々。ちなみに、「英語が万能」というHey! Say! JUMP 岡本圭人もメンバーカラーは緑です。そんな頭の良い かつ 癒しキャラな二人だからこそ「闇が深い」「腹黒」というイメージもついてしまうのかもしれません。
【メンバーカラー:オレンジ🍊】
言わずと知れたグループの「お笑い担当」の二人。明るく、元気ハツラツとした様子には〝夕暮れ〟のような落ち着いたオレンジというより〝太陽〟のようなグループ全体を照らす意味合いがあるように感じます。また、歌や楽曲においても万能なイメージがファンにとってはあるのではないでしょうか。特にその「ハニーボイス」はファンだけでなくメンバーからも好かれている最強の武器の一つです。ただ元気なだけじゃないのがオレンジ担当の鍵。「メンタルの弱さ」と「ガラスのハート」の持ち主というところです。先程も例にあげた〝夕暮れ〟オレンジ担当 V6 三宅健や、Hey! Say! JUMP 有岡大貴、Kis-My-Ft2 横尾渉などには見受けられない2人の共通点。ダンスを覚えるのが苦手でレッスン中に発狂する丸山やラジオ収録中に本調子が出ず泣いてしまう向井。一見面倒くさいように感じますがメンバーは普段元気を貰っている分、こんなときくらい と慰めてあげるようです。グループの円満の秘訣はこの2人にあるのかもしれませんね。
【メンバーカラー:ピンク💖】
「女の子色」として長きにわたり使われてきたピンクは「可愛い」を意味する代表的な色。当時はグループ最年少でヘタレでコメント下手だが可愛らしい高い歌声でセンターを彩っていた内と最低身長で元気ハツラツ、ちょこまかと動き回るアニメオタク佐久間。内は関ジャ二∞としての活動は大変短かったですがそんな中での2人の共通点はやはり「可愛い」にあると思います。ジャニーズでもメンバーカラーがピンクの人はかなり一貫性が見られる「可愛い」担当が多いイメージ。その中でもピンクの人達は3種類に分類することが出来ます。一つはHey! Say! JUMP 知念侑李、King&Prince 岩橋玄樹、ジャニーズWEST 小瀧望など「最年少」「最低身長」「生粋のあざとぶりっ子キャラ」のどれかが入っている人。これは一番該当人数が多い枠でジャニーズJr.でも美 少年 金指一世(最年少)などがその例に挙げられます。佐久間(最低身長)、内(ぶりっ子)もこの枠です。
二つ目は「赤の人をセンターとした場合にそれと張り合うくらい顔のいい人物」。これは可愛い系やセクシー系などどちらにも分類される振り幅の広い人にしか適応されません。例としてはA.B.C-Z 戸塚祥太などはこの枠なのではないかなと思います。なにわ男子 道枝駿佑は間違いなくこの枠です。
三つ目はKis-My-Ft2 藤ヶ谷太輔などの「セクシー担当」。このピンクは薄くふんわりとした桃色というより濃いパッションピンクのようなイメージがありますね。
【メンバーカラー:黒🎩】
関ジャ二∞:横山裕
グループ発足初期はメンバーカラーが緑だった横山ですが、黄緑担当だった大倉が正式に緑になって黒へ転身。当時はメンバーカラーとして黒が扱われていたことはなく、彼こそが黒のパイオニアだと私は思っています。衣装の色や照明の色、その他様々な難点はありましたが今では「クール」「セクシー」「スタイリッシュ」という印象を植え付ける大変人気な色。最近ではグループに欠かせない色ともなりつつあるのではないでしょうか。そんな2人の共通点は「頭が悪い」「身長が高い」「顔が綺麗で近寄り難い」です。まず「頭が悪い」ですが、以前ネプリーグで「連絡」を「練楽」と書き記したり、ローマ字が読めなかったり、「お便り」が読めなかったりと目黒のポンコツぶりはまだ記憶に新しいですが、横山もなかなかなもの。最終学歴は中卒(以前番組の企画で大倉と共に高卒認定試験を受けた経験あり)で、日記にも「注意」を「中注」と書き間違え、スタジオから総ツッコミをもらったことも。現在出演中のドラマ「絶対零度」シーズン1チームでネプリーグに出演した際はこんな伝説を残しています。↓
ちなみに目黒くんのやつも一応載せておきましょう
しかしアホだけではない彼らの共通点。ここからは「ジャニーズらしいもの」をしっかりと選んでおきました。
まず雑誌FINEBOYSの専属モデルも務めている目黒の身長は184cm(諸説あり)
対して横山の身長は178cmとどちらもグループで〝2番目に大きい〟のです。それ故のスタイルの良さと手の綺麗さは見事なもの。双方共に現在も筋トレを怠っておらず、締まりの良い体も魅力的です。(昔は横山さんポッチャポチャで「(肌が)白いから膨張して見えんねん」と言い訳をしていたのに……)
あとはなんと言っても「顔の美しさ」。
Jr.時代「ロシアの横山」の名を馳せた色白、鼻高、リップのCMをいつまでも待ち続けているその唇等々パーツが〝石膏像〟の横山裕とファンの間で整形疑惑が流されるほど唐突な変貌を遂げた奇跡の顔面 目黒蓮。まさに「黒」に相応しいビジュアルを持つ2人には本当に喋らないでくれということを祈るばかりです。
こんな感じで長々とメンバーカラーについて語ってきましたが、時代が変わればアイドルのコンセプト等も変わっていくようにメンバーカラーも時代に適応して変わっていくもの。
最近では「赤」「青」などの王道色より「紫」「ピンク」といった可愛らしくポップな色が人気です。センターが「赤」とは限らなかったり、「緑」や「黄」がいなかったり、黒や白が目立つメンバーに割り振られていたり。「黄緑」「水色」などもっと追求すると奥深いものなのかもしれません。
メンバーが多いことはそれだけ大変なことも多いですが「8人8色」「9人9色」輝くその色が多ければ多いほど綺麗な景色が見れると私は信じています。